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喜鳥家新聞Web版 vol.3
『備前におもろいお好み焼き屋あるけど行く?』
ある日の昼下がり、喜鳥家秘密の隠れ家での密会、社長との何気ない会話。
『今の時期やったらカキオコですね!美味そう!』
『ほな行ってみよか。』
相変わらずの喜鳥家社長の行動力、早速岡山県備前市に向かうことに。
強風に雪が舞う寒い季節。熱々のお好み焼き美味そう♪
目的地の『浜屋 みっちゃん』へ到着。
強風で雪が舞うどころか、みっちゃん自体が吹き飛ばされそう。
入店すると昔ながらのストロングスタイルのお好み焼き屋。
おっちゃんとおばちゃん2人で切り盛り。
中央にドカンとある鉄板を6人程度で囲んで食べ、その周りに待ち客が陣取る。
待ちの先客3人、我々の後から続々と待ち客が現れる。
めちゃめちゃ人気店やん!ボロッボロやけど!
豪快ながらも繊細にカキオコを焼いていく
おばちゃんに見とれながらぼーっと待っていると
おっちゃんが待っている我々の前を通った。
その時…
『バゴンッ!』
・・・え?なになに?何の音?
結論から言うと、社長がペットボトルでしばかれた音。
おっちゃんが通りたい通路に社長の足がちょっと出てた。
『ちょっと足どけて。』の一言もなく、突然ペットボトルでしばかれた。
『な、おもろいやろ(笑)』と笑って許す社長。
いや、おもろいけど客しばく店は初めてやわ…衝撃。
その後も客を客とも思わない素晴らしく横柄な行動をとるおっちゃん。
ずーーーっとブツブツ言うてるけど何言うてるか聞き取れず。
おばちゃんは『ごめんなー。ごめんなー。』大変やなおばちゃん…。
『ここはこーゆー店、店のルールに従うんや。』
暫くすると我々の順番が回ってくる。
中央の鉄板に並び黙々とアツアツのカキオコをむさぼる。
いつペットボトルでシバかれるかわからん…という恐怖と戦いながら。
カキオコはたっぷり大ぶりのカキが入って食べ応え抜群。
ソースもたっぷりかかって、濃い目の味。
ただ、とにかく黙々と食べた。
一言でも発そう物ならおっちゃんに何をされるか…
『ソース足りんかったら言うてね~。』
優しいおばちゃんからの声掛けが唯一の拠り所。
『ちょっとソースかけて下さい。』と社長。
『ハーイ』と言って優しいおばちゃんが社長のカキオコにたっぷりとソースを投入。
『ソースかけて下さい。』社長の隣に座っていた社員さん。
『ハーイ』と言って優しいおばちゃんが社員さんのカキオコにたっぷりとソースを投入。
味濃かったので、私はこのままでえぇわ。と思っていたら
『ハーイ』と言って優しいおばちゃんが私のカキオコに
たっぷりとソースを投入。
…いや、ソースいらんねんけど…。充分味濃いねんけど…。
ソースいるなんか一言も言って無いねんけど…。ハーイって…
結局その流れで座っている全ての客のカキオコにソース投入。こら、おばちゃんも相当のクセモノやな…。
美味しいと言うよりも貴重な体験が出来た浜屋みっちゃん。
怖いもの見たさで行ってみたい人は是非。
【浜屋みっちゃん】
https://tabelog.com/okayama/A3305/A330501/33000461/